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藤野 法螺貝

Author:藤野 法螺貝
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DATE: CATEGORY:ひっそりと
3月あたりに、
背中がガチガチに凝って泣きそうになったので
整体に行ったりしていたが
その後のインフルエンザ騒ぎで足が遠のいてしまった。
インフルエンザの心配から脱した頃、
思い出したように背中の凝りが気になるようになり
おしゃべり仲間のお姉さまに愚痴を言ったところ
テニスボールを使ったマッサージを教えてもらった。
いろいろと専門用語を交えながらのレクチャーは
私の心を鷲掴みにしてしまった。

家に帰って、かつて
「テニスボールマッサージ 痩せる」
というキーワードにそそのかされて
購入したテニスボールを引っ張り出し
ゆっくりゆっくりと、
自分の身体と会話するように
ゴロゴロとテニスボールの上で身体を動かした。
最初は「ウゲゲ…」と声が出るほど痛かったが、
最近ではそんなことはなくなってきた。
ボールは背中にあるのに
腕や胸や肩などにピピピと電流が走るように響いてきて
「身体は繋がっているのだな」と人体の不思議を
体感出来て、楽しい。
飽きっぽい私にしては続いていている。

背中の痛みもなくなってきたが
以前、出来なかった太もも前側のストレッチに
手が届くようになり、
ちょっとうれしい。


錦織選手が、毎日真摯に向き合っている、
あの黄色い飛行物体を同じものとは
到底、信じられない今日この頃…。


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DATE: CATEGORY:一言いわせて
サッカー選手が試合中に
中学生のボールボーイをこづいて退場になった。
その選手の本人のコメントが

あってはならないこと

………

ものすごい違和感を感じるのは私だけだろうか。
言葉の受け取り方は人それぞれなので
ここで私の持論を展開させていただくが、

どんな理由があってもしてはいけないことがある。
それをしてしまいました。
ごめんなさい。

と受け取ってしまった。
そしてこのサッカー選手は
「どんな理由があっても」
の理由を暗に明示して
「理由があった」と、
「相手にも非があった」と
言いたくて仕方ないようなニュアンスを感じてしまう。


まあ、
こんなふうに受け取ってしまう私自身にも問題があり
これが長年、
真綿で自分の首を絞めているのだろうな…




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DATE: CATEGORY:未分類
わが家の近くは桜の名所があるので
2月から桜を楽しむことが出来るが、
2月から咲く河津桜は
「ちょっとやりすぎ…」と苦言したくなるほど
私の桜の概念を覆しているが、
それでも、2月の空に映える河津桜は美しい。

そしてソメイヨシノ。
たかが「サクラ」ではないか。
たかが「花」ではないか。
と思うが、
ニュースで取り上げられ、
蕾がほころび始め
その姿を春の空気と共に味わうと
なにかしらの魔力を感じる。

今年もそうやって桜を味わう予定だった。

異変は自治会のお花見からゆっくり始まった。
桜の開花宣言はあったものの
わが街の桜からのメッセージは無しのつぶてで
それでも春の陽気に誘われて
「今年もいいお花見でしたね」と
ご近所さんと語り合って帰宅したら
夫チャルメラがガラガラ声で
「関節が痛い」と言い出した。
そして次の日になんと「インフルエンザA型」という
有難くないニュースを持って帰宅した。

あわてて近所のスーパーに走り、
喉ごしのよさそうな食べ物などを買いあさり
「夫の看病をする健気な妻」を演じていたら、
次の日、今度は私の喉が痛い。
もともと熱が出ない体質ではあるが
微熱をちょいと超えるほどの発熱もある。
身体もだるいし、節々が痛い。

ちょっと迷ったが病院に行った。
「もう、インフルエンザは流行っていないですよ」
という医者を説得してリレンザをもらい
ついでにイチゴやプリンを買い足して
「健気な妻」から「病気の妻」に変貌して
体温計を心の友とし、
チャルメラと枕を並べて討ち死にすることになった。

家族に一人でもインフルエンザになると
他の家族はいろいろと大変だが、
他にうつす家族がいないと気が楽だ。
そして、四月。
加湿に神経質になる必要もなく、
外気の寒さを気にすることもなく、
淡々と日々は過ぎて行った。

窓の外では春の高気圧に誘われて
桜が美しく開花を始めた。
熱も下がり、他人様への感染の心配もなくなったが、
体力を根こそぎインフルエンザに持って行かれた
我ら夫婦は
散り始めた桜を遠目ぼんやりと眺める、
そんな2017年のお花見になってしまった。


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DATE: CATEGORY:実はお仕事
昨日は町内会の桜祭りだった。
東京都心では『満開』だという桜だが、
同じ東京都であるはずのわが街は
三分咲きというより
3パーセント咲きといった風情だった。
しかし、前日の雨も上がり、
日差しが出ると暑いくらいで
なかなかよいお花見だった。

ほろ酔い気分でお弁当などをつまんでいると
何か非常にインパクトのある”何か”が
目に入った。
心を落ち着けて凝視すると
かつての勤め先で
先月までのボランティア先であった『S』の
職員たちだった。

この『S』はまことに
不愉快極まりないデイサービスでだった。
いろいろと悩んだ末、
先月、夫チャルメラが
職場に持って行こうとして
持っていきそびれた菓子折りをもって
「いろいろとお世話になりました」と
辞める挨拶をしてきた。
ボランティアを辞めるに当たっては
責任を感じる必要は何一つないと
各種相談所で回答されてたとしても、
やっぱり筋は通すべきだと思ったからだ。
そうやって挨拶に行ったとき、その職員たちは
「他の曜日は来れないの?」
と聞いた後、「ご苦労様」とだけ言った。
椅子から立ち上がりもせずに…

不愉快極まりないデイサービスだったが
昨日、この職員たちを見かけた時
ちゃんと挨拶して良かったなと感じた。
挨拶をしていなかったら
いくら相手の無礼を心で叫んでいても
あの瞬間、居心地が悪かったに違いないから。

不愉快なことが多かった場所だけど…


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DATE: CATEGORY:ひっそりと
今を去ること30年前の大学時代、友達が
「幻のじゃがまるくん」という言葉を連発していた。
私の通っていた大学周辺には
そのころ全国展開をし始めたコンビニが
全くなかったからだ。
テレビのコマーシャルで魅力的に流される、
その『じゃがまるくん』を
私達は味わうことができなかったのだ。

就職してもコンビニはなかった。
残業が当たり前だったあの頃、
定時で帰りたい時は
「今帰らないとトイレでお尻が拭けない」と
うら若きOLとは到底思えないような言い訳で
帰宅したこともある。

その後、やっとやっと
徒歩20分ほどのところの近所に
コンビニが出来た時はうれしかったが、
『幻のじゃがまるくん』はすでに
正真正銘、幻になってしまっていたが
ちょっとうれしかった。
うれしかったけど、徒歩20分は
コンビニエンス=便利
とは言えなかった。

その後、
コンビニは身近な存在にはなったが、
利用するには
ちょっと回り道をしなくてはならなかったりして
コンビニエンスの恩恵を受けることはなかったが、
とうとう先月、
徒歩3分のところにコンビニが出来た。

徒歩3分というのは本当に便利だ。
朝、うどんが食べたいという
娘キャンドルの要望にも応えることが出来た。
ビールを切らしても対処できる。
突発的にアイスクリームが食べたくなっても
欲望の赴くままだ。
この状況に、キャンドルは
「お財布が侵食されていく」と評していたが、
きっとそれは真実なのだろう。

いまのところ、
それほどこのコンビニは利用していない。
「必要になったらコンビニで買えばいいか」と思って
余分なストックがなくなれば
わが家の経済状況も、逆に
多少の改善が見込めるかも知しれない。

でもそれ以上に
「コンビニがあるから…」
と思うとちょっとうれしい。




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