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藤野 法螺貝

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DATE: CATEGORY:一言いわせて
本格的な宗教曲を歌う合唱団に
右も左もわからずに入団して
早いもので四回目の発表会になった。

「ベテラン」というレッテルを張ってくる人もいるが
基礎が出来ていないので
相変わらず初心者である。
加えて、練習時には何故か仏頂面になってしまうため
周囲の人と親交を深めることもない。
それに関して不便を感じていないので
自分に「孤高の人」という立ち位置があったのかと
ちょっとうれしい。

合唱のゲネプロから本番にかけては楽しい。
プロの人の音楽に身近に触れることが出来、
その一方で
「プロもプロで、いろいろあるな」
とひそかに値踏みをしたりする。

本番で音楽的に緊張することはないが
立ち座りを間違えないか、
ソリストの演奏で寝ないか、
ボーっとして楽譜を落とさないか…
など、やっぱりスリルがある。

本番前、いよいよという緊張と共に
舞台袖に控えていた時だ。
さすがに仏頂面もひっこめて
周囲をにこやかに眺めて
穏やかな緊張感を楽しんでいた時だった。

何回か会釈したことがある団員さんが
ツカツカと目の前に来て
にこやかな笑顔と共に

ちょっと、それ
派手じゃない?
大丈夫かしら
まずいんじゃない?


と言ってきた。
彼女の指さしたものは
私のメガネストラップだった。
近視と老眼を日々もてあましている私は
メガネストラップを愛用して、
今は100均で買った白いビーズのストラップを使っている。
そのストラップが派手だというのだ。

今回の演目は受難曲で
ソリストの衣装も黒ではある。
しかし、正直言って
彼女が何を言いたいのが
一瞬、よくわからなかった。
私自身が意識していないほどの
細いストラップである。
舞台から観ても気が付く人がいるとは思えない。

外せないの?

彼女は尚も畳み掛けてくる。

外せません

ムッとして答えて
さらに続けた。

もし、これがまずいのなら
来年、先生がなにか指示なさると思います


薄ら笑いを浮かべたかもしれないし
彼女を睨みつけたかもしれない。
おもしろくない気分になったのは事実だ。
動揺したからかもしれない。
きゅうに口が渇きだした。
舞台に立ってからは、なんだかフラフラする。
立ち上がったら眩暈がした。

中休みまで頑張ろう。
ダメだったら後半の舞台に上がるのはやめよう。

そう考えたら落ちつてきて
何とか前半も踏ん張れた。
休憩時間にプロの人が
「合唱は素晴らしいですね」
とすれ違いざまにささやいた。
後半も事なきを得た。

本番が終わってから
フツフツと怒りが込み上げてくる。
本番前での舞台袖での改善できないダメ出しは
非常識このうえない。
この先どんなことがあっても
彼女のことを許すのはやめよう。

硬く硬く決心した。


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コメント

面白~い!

面白~い!

『ちょっと、それ派手じゃない?
大丈夫かしらまずいんじゃない?』

こんな人、あるあるですねぇ。
その人しか持っていない観念を、常識みたいに捉えている人。

(´ー`*)ウンウン 硬く、硬く決心するのもいい。
そうでないと相手は、いつまでも、誰にでも、その観念を示して、
自らを省みることはないだろうから‥‥。

『もし、これがまずいのなら、来年、先生がなにか指示なさると思います』

自信のない指摘なんか、するなよ!って感。
私なら、あんたは先生の何なのさ!って、言うかも(^_^ ;)
もとい、本番前には言わないかも……。

Re: 面白~い!

風子 様

本当に”硬く硬く”決心しましたよ!

とにかく一番「許すまじ」と思ったのは
本番前の舞台袖だったということ!!

何事においても
自分の判断に自信が無くて
消極的に忠告を受け入れていた私ですが
これっばかりは譲歩出来ませんでした。

逆に考えると
これだけ『忠告』を積極的に否定したということで
なにか人生において自信を持てたような気がします。


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